おにぎり丼。
■姉との確執
二郎を殺したのはエリコで、エリコは誰かに揺すられていた。
臭いママが死んだホテルでエリコが目撃された。
ヨッチーは遺書を書いて自殺した。
何者かが、ヨッチーの遺書を改竄して、店に置いた。
エリコとコンタクトを取ろうとすると、偽水色男が現われ、私を脅した。
エリコは何者かに殺された。
遺書の原文のコピーがエリコのロッカーから見つかった。
これまでの経過はこんな感じだ。
私は、事件の概要をコピー用紙に箇条書きにしながら、考えていた。
「何やってんの?」
姉が覗きこんでくる。
相変わらず全裸だ。
しかし、今日の姉は、首に黄色いマフラーを巻いていた。
「変だよ、お姉ちゃん」
「えへへ。このマフラーかわいくない?」
「まあ、かわいいにはかわいいけど、変だよ」
「プレゼントされたの。手編みだって」
「誰に?」
「彼よ。彼。意外な趣味だと思わない?彼に編み物なんて似合わないわよね」
「うーん。お姉ちゃんの彼は見たことないから、意外かどうかはわからないな」
「やだ。何言ってんの。みどりちゃんもよく知ってる人じゃない」
「え?」
「ほら、仕事で一緒だった」
「え~?まさか……」
臭いママが死んだホテルでエリコが目撃された。
ヨッチーは遺書を書いて自殺した。
何者かが、ヨッチーの遺書を改竄して、店に置いた。
エリコとコンタクトを取ろうとすると、偽水色男が現われ、私を脅した。
エリコは何者かに殺された。
遺書の原文のコピーがエリコのロッカーから見つかった。
これまでの経過はこんな感じだ。
私は、事件の概要をコピー用紙に箇条書きにしながら、考えていた。
「何やってんの?」
姉が覗きこんでくる。
相変わらず全裸だ。
しかし、今日の姉は、首に黄色いマフラーを巻いていた。
「変だよ、お姉ちゃん」
「えへへ。このマフラーかわいくない?」
「まあ、かわいいにはかわいいけど、変だよ」
「プレゼントされたの。手編みだって」
「誰に?」
「彼よ。彼。意外な趣味だと思わない?彼に編み物なんて似合わないわよね」
「うーん。お姉ちゃんの彼は見たことないから、意外かどうかはわからないな」
「やだ。何言ってんの。みどりちゃんもよく知ってる人じゃない」
「え?」
「ほら、仕事で一緒だった」
「え~?まさか……」