おにぎり丼。
■モスコミュールの味
次の日。
玄関でブーツを履いていると姉に声をかけられた。
「朝からどこ行くの?」
姉は相変わらず全裸だ。
「ちょっとね」
「デート?」
「まぁね」
「ヒトシ?」
「違う」
「浮気?」
「付き合っていないから、浮気のしようがないよ」
「ヒトシのほうは付き合ってるつもりなんじゃないの?」
「そんなことないよ。そんなことより、裸で玄関に来ないでよ!」
「え?なんで」
「ドア開けたときに見られるかもしれないよ」
「そのときは隠れるってば」
「もー。お姉ちゃんってばいつもそうなんだから」
「それより、誰とデートなのよぅ。みどりちゃん」
「あ。もう行かないと遅刻しちゃう!」
姉と話しているうちに、いつのまにか、遅刻ぎりぎりの時間になっていた。
私は大急ぎで外に飛び出した。
玄関でブーツを履いていると姉に声をかけられた。
「朝からどこ行くの?」
姉は相変わらず全裸だ。
「ちょっとね」
「デート?」
「まぁね」
「ヒトシ?」
「違う」
「浮気?」
「付き合っていないから、浮気のしようがないよ」
「ヒトシのほうは付き合ってるつもりなんじゃないの?」
「そんなことないよ。そんなことより、裸で玄関に来ないでよ!」
「え?なんで」
「ドア開けたときに見られるかもしれないよ」
「そのときは隠れるってば」
「もー。お姉ちゃんってばいつもそうなんだから」
「それより、誰とデートなのよぅ。みどりちゃん」
「あ。もう行かないと遅刻しちゃう!」
姉と話しているうちに、いつのまにか、遅刻ぎりぎりの時間になっていた。
私は大急ぎで外に飛び出した。