おにぎり丼。
第4章 深まる謎
■新年
もし、何もかもが何とかなったら。
二人でシチューバーを作ろう。
アツアツのシチューを専門に出す、バーさ。
もちろん、スタンディングスタイルの。
みんな、カジュアルにシチューを楽しめるお店。
なあ。良いアイデアだろ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
冷たい雨の降る夜。
私とヒトシは、二人でスパゲティを食べていた。
駅前にある小さなパスタ屋さん。
安いのに美味しいと、ヒトシのお気に入りの店だ。
「こうやって会うのも久々だな」
ヒトシが言う。
「もぐもぐ。そうですね」
「さっそく本題に入ろうか」
「はい。遺書ですね」
今日、ヒトシに会ったのは、ヨッチーの遺書の報告の為だった。
遺書のコピーを貰ってきたという話はしてあったのだが、実物を見せるのは、今日が初めてだった。
二人でシチューバーを作ろう。
アツアツのシチューを専門に出す、バーさ。
もちろん、スタンディングスタイルの。
みんな、カジュアルにシチューを楽しめるお店。
なあ。良いアイデアだろ。
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冷たい雨の降る夜。
私とヒトシは、二人でスパゲティを食べていた。
駅前にある小さなパスタ屋さん。
安いのに美味しいと、ヒトシのお気に入りの店だ。
「こうやって会うのも久々だな」
ヒトシが言う。
「もぐもぐ。そうですね」
「さっそく本題に入ろうか」
「はい。遺書ですね」
今日、ヒトシに会ったのは、ヨッチーの遺書の報告の為だった。
遺書のコピーを貰ってきたという話はしてあったのだが、実物を見せるのは、今日が初めてだった。