おにぎり丼。
■初めてのおうちデート
ファーストフーズ2号店。
私はいつもの勤務を終え、休憩室でお茶を飲んでいた。
1号店と違って、ここは落ち着ける。
今日、私が残っているのは、ヒトシを待つ為だ。
ヒトシは今日は1号店のほうの仕事で遅くなると言っていた。
1号店の仕事が終わった後に、2号店に来て作業をするそうだ。
相変わらずの多忙である。
ヒトシが2号店に戻ってきたのは、10時過ぎだった。
疲れたような顔をして、袋いっぱいのチキンナゲットを抱えていた。
「お疲れさま」
ヒトシは休憩室に私の姿を見つけて、驚いた様だった。
「まだ待っていたのか。遅くなってすまんな」
「何ですか?そのチキンナゲット」
「試作品だ」
「わあ。見せてください」
「これがレモン味、するめ味、ビーフ味、こっちがパイナップル味、で、これが、いくら味だ」
「食べてみて良いですか」
「感想をもらえるとありがたいな」
ヒトシはそう言うと、帳簿を付け始めた。
私はいつもの勤務を終え、休憩室でお茶を飲んでいた。
1号店と違って、ここは落ち着ける。
今日、私が残っているのは、ヒトシを待つ為だ。
ヒトシは今日は1号店のほうの仕事で遅くなると言っていた。
1号店の仕事が終わった後に、2号店に来て作業をするそうだ。
相変わらずの多忙である。
ヒトシが2号店に戻ってきたのは、10時過ぎだった。
疲れたような顔をして、袋いっぱいのチキンナゲットを抱えていた。
「お疲れさま」
ヒトシは休憩室に私の姿を見つけて、驚いた様だった。
「まだ待っていたのか。遅くなってすまんな」
「何ですか?そのチキンナゲット」
「試作品だ」
「わあ。見せてください」
「これがレモン味、するめ味、ビーフ味、こっちがパイナップル味、で、これが、いくら味だ」
「食べてみて良いですか」
「感想をもらえるとありがたいな」
ヒトシはそう言うと、帳簿を付け始めた。