僕らの時間〈2〉
「朝から冗談は辞めていただけないですか?笑えない」

「ほんなら起きひん」

いやいや、仮にも、あなた教員で社会人なんだから!

「キスしたら起きるんですか?」

「…起きるよ~…」

頬に唇を当てた。

恥ずかしい!恥ずかしい!

そそくさと寝室から出た。





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