僕らの時間〈2〉
藤原も苦労するだろう。

線を引いては、絶対に入らせないようにする。

「安岐は?
いっつもおるやん」

「さぁ、授業出てるんじゃないか?」

「嫉妬深い、お前が…」

笑いを堪えながら俺の顔を見てくる。
否定はしねぇけど失礼な奴だな。




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