くちづけのその後で
「俺、一回帰って、風呂入って来るわ!」


「うちで入る?」


「そうしたいけど、着替えとかないからな」


「そっか……」


「またすぐ来るから♪」


「うん」


あたしは、颯斗に笑顔を向けて頷いた。


「絶対寝たらアカンで?」


「大丈夫♪」


「ちゃんと戸締まりしろよ」


「わかってるって」


「じゃあ、また後で」


「うん」


颯斗を送り出したあたしは、バスルームに行ってお風呂を沸かした。


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