くちづけのその後で
ずっと汚れてしまったと思っていた、自分(アタシ)の体。


だけど…


颯斗に抱かれる度に甘い記憶が刻まれて、この上無い幸せを感じている。


そんな風に思わせてくれる彼と出会えて、本当に良かった。


回り道をしていたあたしをちゃんと待っていてくれて、本当にありがとう。


もし、いつかまた壁にぶつかってしまった時には、颯斗と一緒に向き合っていきたい。


今なら、心からそう思える。


だから…


あたしは、もう絶対に颯斗から離れたりしない。


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