くちづけのその後で
朝食の片付けを済ませてから身支度を整えて、いつもよりも少しだけ早めに家を出た。
「ママー!あめー!」
「え?」
玄関の鍵を閉めていると、海斗があたしの服をグイグイと引っ張った。
振り返ると、海斗の言う通り小雨が降っていた。
「ほんまやね……。雨降ってるから、今日は歩いて行こっか。海斗、保育園までちゃんと歩ける?」
「うん!」
「イイ子やね♪」
笑顔で頷いた海斗の頭を優しく撫でて、もう一度家に入った。
「ママー!あめー!」
「え?」
玄関の鍵を閉めていると、海斗があたしの服をグイグイと引っ張った。
振り返ると、海斗の言う通り小雨が降っていた。
「ほんまやね……。雨降ってるから、今日は歩いて行こっか。海斗、保育園までちゃんと歩ける?」
「うん!」
「イイ子やね♪」
笑顔で頷いた海斗の頭を優しく撫でて、もう一度家に入った。