くちづけのその後で
「今日はカレーやからね♪」


「やったぁ〜!」


食事の支度をするあたしの横で、海斗がピョンピョンと跳ねた。


「ここでピョンピョンしたら危ないから、あっちで座っといて〜」


「はーい!」


あたしが笑顔で促すと、海斗はサイドテーブルの前にちょこんと座った。


「「いただきます!」」


あたしが作るカレーは、海斗の為に甘口。


「おいし〜♪」


嬉しそうに言った海斗に笑顔を向け、あたしもカレーを食べ始めた。


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