赤ずきんと狼。
俺様、オオカミ







帰り道。



いつもと同じように私はサトル君と帰った。



一言も話さないが、返って口下手な私にとって気が楽なり、その空気は気まずいものではない。



だから…私はサトル君が好きなのかな…?



この空気が幸せな時間に感じるからかな…?





なんだっていい。




今この時間が好きなのだから。








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