恋〜彼と彼女の恋愛事情〜
次の日の放課後。
俺は机で純が掃除当番から戻ってくるのを待っていた。
遅いな・・・もうそろそろ帰ってきてもいい頃なのに・・・。
その時携帯がなる。
着信は母親からだった。
「もしもし?」
「もしもし、暁・・・・・」
母親の声は何か慌てていて・・・・。
電話を切った俺は、教室を飛び出した。
出たところで
「きゃ」
「うあ?・・・ごめん」
誰かとぶつかった。
-------純だった。