恋〜彼と彼女の恋愛事情〜
「俺がそんな事分かるわけねぇだろ?・・・暁分かる?」
「・・・さあ??・・・未那なら分かるか?」
「・・・わかったらノーベル賞ものよ・・・」
「「だよな」」
どうやら長い付き合いの3人でも分からないらしい。
不思議な男・・・聡。
「ところで、今日どうする?」
皆に聞く洸一。
「俺と純は行けるよ」
暁が純をみると頷いている。
「私と翔太もいけると思う」
翔太も頷く。
「わかった。じゃあ準備出来次第いつ来てもいいから」
そういい残し洸一と香奈枝は家に帰って行った。
「じゃあ、準備して洸一の家で」
暁の一言で皆家に帰る。
準備をして洸一の家に集まる4人。
夜、皆で勉強をしていると
「こんばんはビッチ」
聡がやってきた。
「聡?どうした?」
洸一が聞く。
「ん?公園で洸が家に集まるって言ってたから、来たビッチよ」
細かいところは聞き逃さない聡。
「おう・・・そうか。・・・じゃあやるか」
「はーいビッチ」
・・・そして誰もビッチには突っ込まない。
不思議な男・・・聡。
こんな男にも彼女が出来た。
喜ぶべきか・・・それぞれが悩むのであった。
ただひとつ皆が同じことを思っていた。
たまちゃん・・・何とか聡をまともな人間にしてくれ。
・・・・がんばれ~。
~完~