恋〜彼と彼女の恋愛事情〜
翔太の呼びかけで勉強に集中していた皆は、久しぶりに息抜きをすることにした。
「海だ~」
「海海」
「浮き輪持った?」
それぞれに準備をして海に向かった。
・・・歩いて5分!海が近くて最高!!
皆で海に入って泳いだ。
浮き輪は欠かせません!
しばらく遊んで疲れたから、砂浜で休憩しようって事にした。
「あれ?たまちゃんは?」
洸一がたまちゃんがいないことに気が付く。
「なんか、聡にジュース頼まれたとかって、別荘に取りに行ったよ」
未那が答えると
「けなげだな・・・あんな男の為に・・・」
友達なのに、あんな男って・・・。
「ところでその聡は?」
未那が言うと
「・・・ねぇ、あそこで泳いでるのって・・・聡君かな?」
香奈枝が聡をみつけたらしい・・・・。
聡はこちらに向かって手を振っている。
女3人は手を振り替えしていた。
「だいぶ沖に行ってるね・・・」
それを見た暁が
「あれって・・・流されたんじゃね?」
「「「え!?」」」
「あ~、引き潮に流されたって感じか?」
のんびり言ってる場合ではないですよ洸一君。
しかも
「あいつ、一回流された方がいいかもよ?」
なんて言ってますけど?
「それは・・・さすがにまずいんじゃ・・・?」
翔太君ナイスフォローです。
「しかたねぇな・・・」
洸一は面倒くさそうに携帯でどこかに連絡する。
少しするとレスキューの人が聡を助けに行った。