恋〜彼と彼女の恋愛事情〜

話をしている途中で、純が泣いているのがわかった。

「へい･･･き。･･･ごめん。泣いたりし･･･」

思わず抱きしめていた。

どうして純はこんなに温かいのかな。

話終わった俺に「ありがとう」って･･･全部話したわけじゃない。
自分の汚い部分を隠して話したんだ。
でも、きっと気がついているんだろう。そんな俺がいることも。

俺を見上げた純が可愛くて･･･止められなかった。
ほんとに「参った」よ。

唇を重ねると、温かくてやわらかくて･･･。
何回も何回も、重ね合わせた。







しばらくしてそっと離すと、放心状態になってる。

ﾊﾊｯ、可愛いなぁ。


･･･ダメだ･･･もう離せない。離したくない。