しゃべるウサギのいる家はどうですか?!
全員そろった!
そんな不思議なウサギミッピョを見つめていたらなんといつの間にか寝ていてもう外は暗くなっていた。
私が外が暗いことにハッと気づくと、それと同時に玲夏がリビングに来た。
「あげは~。ご飯できたよ~」
玲夏に言われて時計をパッと見るともう時刻は19:30だった。
(あれから2時間寝たんだ~)
とのん気なことを思いつつ玲夏にダイニングまで案内してもらった。
歩いて1分でダイニングに到着。
大きな扉を開くとそこには長い机に綺麗なレースの付いたテーブルカバー。
真っ白で綺麗な椅子。
まるでおとぎ話の、アリスのお茶会の様な光景だった。
「きっれぇー!」
「この椅子とかは、ミッピョが仕事でイギリスに行って気に入ったから買ってきたんだって。」
玲夏が親切に解説を入れてくれた。
でも玲夏の話を聞いて余計にミッピョの存在がきになる。
何者なんだろう・・・。
仕事でイギリスってそうとうすごい仕事なんだろうな・・・・
なんて思ってたらダイニングに人がいっぱい来た。
「ねー今日のデザート何~?」
「ゆうきいつものことながらデザートのことでいつも頭いっぱいだねぇ~」
そんな優姫ちゃんと空のじゃれあいを見てると自然と心が和む。
そんなのんきなことを言ってる暇もなく柚夏と真亜夜が来た。