しゃべるウサギのいる家はどうですか?!
それから夜ごはんができたらしく、部屋にあるスピーカーからミッピョの声がした。
「夜ご飯できたから、ダイニングに来てちょうだい。」
真亜夜は、読んでいた分厚い本にしおりを挟んで閉じた。
そんで、ソファーに座ってた空は立ち上がった。
さっきから部屋のカーペットでごろごろしながらお菓子を食べてた勇気もムクッと起き上った。
それから勇気と空は2人でダイニングまで先に小走りで行った。
俺と真亜夜はほとんど無言で向かった。
ダイニングに着くなり、俺と真亜夜は席についた。
目の前の向かい席は、今まで織姫さんだったのにあげはに変わっていた。
あげははずっと下を向いたままこっちを見ない。
(また玲夏達になんか言われたんだろう・・・・)
そんなことを思っていたらミッピョがいつものように大量にお皿を抱えてやってきた。
「今日もいっぱい作ったわよ~」
そしたらいつものように勇気がミッピョのもとへ走った。
そしてすかさずデザートの大きい皿、まぁ今では勇気専用デザート皿な訳なんだけど。
それを持ち席に着いた。