しゃべるウサギのいる家はどうですか?!
空だ。
「ねー!お菓子なーい!!どーしよーう!!」
そう聞こえて私の体がピクッと反応した。
「えぇ?ミッピョいねーの?」
玲夏は聞き返す
すると今度は織姫さんが言葉を返した。
「今ミッピョは買い出しに行ってるわ。」
「じゃあどうすんのさぁ。うちらもお腹減ったしなぁ。」
実は今めっちゃお菓子が作りたい。
(最近全然作ってなかったからなぁ)
これからお世話になるんだしお礼をこめてならいいよね?
そう思いながら恐る恐る手をあげた。
「あの。私でよければ、すぐにクッキー作りましょうか?」
とても恥ずかしくて声が震えた。
みんなが一気にシーンとなった。
それから玲夏がビックリした声で
「あげはお菓子作れんの?!」
と聞いてきたのでかえす。
「うん。一応お母さんの休日の時はお菓子の作り方教えてもらってた。」
そうゆうと玲夏の顔が晴れた。
「すげーー!お菓子まともに作れる人1号じゃん!!」
「じゃあお言葉に甘えてお菓子作り頼んでイイですか?」
そう真亜夜にも言われてちょっと嬉しかった。
そして玲夏に案内されてキッチンについた。
空に言ってクッキーの材料などを一緒に探すのを手伝ってもらった。
そしてクッキーの材料はそろった。
空は「出来上がったら呼んで」と言い残して去ってしまった。