ウラコイ








「あーぁ、疲れた」



神田君は家に
着くなり床に倒れた



ちなみに
立派なマンション





「風邪引くよー、」


「・・・、」


クーと寝息をたてていた



「帰れないよね、」



何故か 神田君は




服の端を掴んでいた



チッ チッ チッ チッ



時計と神田君の
心音が ただ規則正しく



動いている



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