ウラコイ




こんな想いが
いけないなんてない。



「・・お疲れ様、」


「頑張りますよ、」



少し長い髪が揺れた


「満足そうだね、名前で呼ぶだけなのに」



にこりと笑った



わずかな 余裕で。



「嬉しいじゃん、名前」

「嬉しい?翔太君、」


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