ウラコイ



見抜かれた



「え、いや。あの…ね」


しどろもどろ
になってしまう



「好きなのかぁ、じゃあさ…」




周くんが 近付いた



「周くん?」






バタンッ!





身体が縮こまった


周くんからは背に
なるから見えない




「神田君…」


「翔太?会見は、サボリじゃ…」


「ねぇよ、トイレだよ」



明らかに
眉間にシワよってるよ


怒ってるよ、
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