ウラコイ



「…何か元気なくない?神田君。」

「うん。…何かねぇ」



美帆は 団子を
頬張りながら言った



「…アンタの事じゃない?神田君」



「うーん、」



昨日は少し
自信なさそうに していた




「周君と何かあったのかなぁ…」



周君は 幼なじみ
みたいなものだし



「……妬ましいのかもね」


「妬ましい?」
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