ウラコイ



翔太君は
ソファーに座った





「……何か考えてる?みちるさん」





考えてる



いつ 彼と離ればなれになる




いつか 別の人に…



口には出さない。

「…秘密。口に出したらそうなりそうだから、」







「大丈夫だよ」



翔太君の隣に座った


きっと 考えてる
事は翔太君は分かってる






< 310 / 631 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop