ウラコイ
「翔!」
「兄貴。どした?」
「いやー、久しぶりだなって」
兄貴 ははぁと笑った
立ち話も何だから
近くのイスに座った
「忙しいな、お互い。身体大丈夫か?」
「平気だよ。てか身体が資本なんだから…」
「なぁ翔太……。彼女本当にいないのか」
ちょっと声のトーンをかえて聞いた
「いない。まぁ気になる子はいても、好きにはならない…」
みちるさんが彼女だよ。
兄貴に言ったら
すぐ引き離す。
多分、……
「兄貴こそ…いい歳だろ。」
「まぁ……、正直みっちゃんが好きなのかも…」