ウラコイ
会場に近い控え室は
ざわついている






私もドキドキしてる。




甲斐田君逹と考えた作戦




うまくいくかな?






翔太君もこの
作戦を 知っている




名付けて
さみしさ作戦



美帆も協力者の一人で。




張り切って 作戦に乗ってくれた




「みちるー。携帯鳴ってる、」




「はいはい、」



美帆は携帯を渡してくれた


テーブルに置きっぱなしだった。






控え室を出て 廊下で話す





「甲斐田君。まだ携帯大丈夫なの、」





『ギリね、今トイレでかけてる。さっき神田裏から入ってるの見たよ。真樹チャンは一緒じゃなかった』





安心させようとして
付け足された一言に笑った


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