ウラコイ
「…もっと自分を大事に思いなさいよ。"どうせ"とか思わないで…。」
「美帆、ありがと」
ふっと 笑った
「ちぃっす!つっち、…と美帆サン」
甲斐田君が 急に現れた
「甲斐田君。急に入って来ないでよ、」
美帆は 馴れ馴れし
そうな態度を叱った
「ごめんごめん、あのさ作戦の事で。はいみちるさん…」
ホテルのカードキーをくれた
「ありがとう。」
「志摩チャンも張り切ってるみたい、女優見せどころ…って」
志摩ちゃん
「いまんとこ遅れはないし、時間になったらね」
時計を見ながら 私に確認した