ウラコイ
変装した後
作戦を確認して休んだ後部屋を出た




わたしは
志摩ちゃんみたいな



華やかな格好をした後 下の階に向かう



廊下は誰もいない


携帯から聞こえる
会場の音を聞きながら



エレベーターに乗る。




スピーチは神田君の声だ

美帆が会場にいて
通話状態にしているから


スピーチは今ちょうど終わった





チンとなりドアがあく


結婚式場に走る





翔太君は来てるはず





見印は茶髪の……



式場の近くには
まばらに人がいる。


今は確か休憩の…はず



「お困りですかお嬢さま…」



「あの人を探してて…、しょ…うた君」









「久しぶり……。」




茶髪に スーツの甲斐田
君に見える 翔太君がいた。




「本物だよね……。」


翔太君は ククと笑った



「偽物のオレって何だよ…」


手をギュッと握った。


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