ウラコイ

「…お、追わなきゃ、甲斐田君っ!」



「面倒だなぁ…。大丈夫だよ。アイツは神田を捕まえられない―」



志摩ちゃんは
服の袖をつかんだ




「そういう屁理屈はどーでもいいの!どいつもこいつもっ……」



珍しく 志摩ちゃんは口が悪い


どうしたんだ?




「ね、もし追いかけたら付き合って…」



「うるさいっ!」






志摩ちゃんは 部屋を出た




<甲斐田目線おわり>
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