ウラコイ



「本当に好きなのか?みっちゃん、翔太を…」



本当に?





「…うん、」
「…翔太でいいのか。苦労するぞ…」





苦労する





「分かってるよ。周ちゃん」


私の事考えてくれてる



ザアァアと風が拭吹いた





「……、分かったよ。行けよ。母さんには上手く言っとくから」




「ありがとう、」


翔太君は 言った


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