ウラコイ
「そういえば仕事は、みちるさんどうするんです?」
「…しばらく休暇よ。もしかしたらアメリカに行くって…、」
神田弟はちょっとびっくりしていた
「アメリカ…って…」
「ケビン・フッドマン…て知ってる。その人がみちるパパと知り合いでね……」
あぁ、と神田弟は何度か頷いた
彼も知ってるのだろう…
「ホテルで逃げる時に見た確か…。でも、…まさか」
「みちるも行こうかって……」
神田弟は アメリカかと呟いた…
やりきれない気持ちになった