ウラコイ


「うん……、」





落ち込みが
激しいのよね、佐藤は



しかも うじうじ
うざったい……



女子じゃ
あるまいし女々しい男


「…みちるの事はどう心配しようが無意味よ。記憶は自分しか分からないから…」



「そうだけど……。俺が考えてんの、それだけじゃないんだ」



面倒くさい男…。


「……神田君の事?仕方ないじゃない、仕事があるし…」






「……でもあっさりし過ぎじゃないか?彼女が記憶喪失で仕事してる、……なんて」






まぁ 佐藤君は仕事
手につかなそうね。





神田君と
佐藤君はタイプが違うし…

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