ウラコイ

















「翔太君、愛してるて言った事なかったっけ?」







「ないし。本気で言える訳ないじゃん……」






天井を見ながら
ん― と腕を伸ばす







「……そうだね。」










「…3年後に俺が帰って来たら、ちゃんと幸せにするから…さ、」







そのまま 寝言を
いいながら 翔太君は



眠った。









「………仕方ないから待ってるよ。」






本当に待ってる。


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