ウラコイ


「はい。そう…ですね」





私はコクンと頷いた



弥生さんから見たら
小さい子供みたいな頷き方









「……て、周にお灸据えたのよ!やだ湿っぽい事言っちゃって、合わないわね。」

クククと弥生さんは笑った




「そんな事ないです…」






「…謝らないでいいわよ。こうして来てくれて嬉しかったわ…。久しぶりに顔見れたし…」





「…弥生さん。」








「…ちゃんと守ってくれる人が出てきて良かったわね。もう大丈夫よ、翔太呼びましょうか」






スッと イスから立った









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