ウラコイ
「美帆!あの…」
あれ……
工藤君と話している
楽しそうな顔してる―
珍しいなぁ…
男の人嫌いなのに…
話し終わった後
「美帆!」
「わっ、何よ?急におどかさないでよ、」
ふふんと笑った。
美帆は 嫌な顔をした
「工藤君と話してたでしょ、珍しい。会話出来るんだね」
「アンタ失礼よね、話したら面白いわよ。……で何か用事?」
すぐに切り替えて質問した
「あぁ。…明日の歌番の衣装の三木さんがちょっと用事だって、」
「……あれね。急ぎじゃないから大丈夫よ。ありがと」