ウラコイ



「みちるー、」



「あ、美帆。お疲れ様…」





休憩室で カフェオレを
飲んでいると



美帆は 息を
切らして入ってきた




「テレビッ、神田、映ってる、見ない……の!」




「いいよ、報道にわんさか囲まれてるだけだから、ろくに見えないよ」





「美帆、息切れ凄いね。……」



「あんたのっ、そのポヤー具合は何なの?電話でも来たの!」






スバッと指を指した。



「美帆鋭いね、さっきメールきたんだ。だから……ね」






「つっち、リハ始まるらしいよ。町谷さんも茅ヶ崎Pが呼んでたよ」




同じカメラマンの
椿君が呼びに来た




「はいはいー、美帆あげる。残りっ」
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