ウラコイ
2章 一歩前に

好きだけど・・




「でさぁ、井野ったらさんざん悪態つくの。だから言ったのよ、あんた美人だけどガキねって―」




「へぇー」



「ちょっと神田君、人気俳優がここにいないでください」




「いいじゃん休憩なんだし」



「なによー、」



「まぁまぁ」



スタジオ。


今は休憩中だ・・




神田君はなぜか




閉じ込められ事件の

あとから私の
側にいるようになった



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