王子嫌いなお姫サマ☆


「ねっ♪私たちの最後のお願いきいて。雫ちゃん♪」


そんな先輩たちからのアプローチに雫が逃げることも出来ず


「……はい」


しぶしぶヒロインを受けることになった雫



「じゃあ男役だが………」



うわっ!!絶対自分で立候補するに決まってる!



あの生徒会長!!



「僕が「えぇ―っ。やっぱり王子様は藤宮くんだよ―♪」



生徒会長の言葉を遮って言うお姉様方


つ―か俺!?



「だって王子様って言ったら藤宮くんだし。それに現実でも藤宮くんは雫ちゃんの王子様じゃない♪」



その先輩の一言で、俺と雫が劇の主役になることが決定した




まぁ―、生徒会長にやらせるくらいなら俺がやったほうがいいし。



雫を狙ってる奴なんかに触らせるもんか!



そして何故かさっきの先輩の発言で『シンデレラ』をすることになった




王子様とお姫様が出るのがいいと言う先輩の発言で………



< 164 / 334 >

この作品をシェア

pagetop