王子嫌いなお姫サマ☆


「っ////」


「な、だから今日は帰って…。」



「……イヤ。」



「は?」


龍と向かい合っているのが、更にあたしの鼓動を高鳴らせた




「……何言ってるか分かってんの?」


「っ、わかってるよ」



わかってる。


龍とだったら……あたし……


もう一度ギュッと抱きしめられ、優しいキスをしてきた


「やめるなら、今だよ。」




あたしの目線と合わせて、いつもの落ち着いた声で話しかけてくる




「……大丈夫。龍となら。」


……大丈夫だから。




「……もぉ―止まれねぇから。」



そっとあたしを抱き上げ、そのままベッドルームに連れていった




……そして、ゆっくりとキスをしながらベッドに倒れた



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