王子嫌いなお姫サマ☆


「……な…んで…ここに……?」



声がうまく出ない


喉がカラカラだ。


「さっき、結城さんからメールがきてて、『雫を頼む。』って書いてあったから…ッ…だかッ…らッ……」


泣き出す美結の変わりに、龍が話始めた



「それで黒田が雫ん家に行こうとした時に、秀哉とたまたま会ったみたいで……その後、俺に連絡くれて雫ん家いったら、救急車が止まっててさ………」



「ねぇ―っ!!雫!結城さん!結城さん!どうしちゃったの!ね――!!」



「おい!止めろって。」



叫び出す美結を落ち着かせようとする秀哉くん



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