王子嫌いなお姫サマ☆
つまり、佐倉が嫌がってたのは学級委員じゃなくて、俺…ってこと?
佐倉もヤバいと言ったように、うつ向いている
そんなシラケてる中、先生が口を開いた
「そっか……。でもごめんな♪先生もう生徒会に2人の名前で提出しちゃった♪」
「「はぁ!?」」
ハモってしまった俺たち。でもそんなこと気にしていられない!
「しちゃった♪じゃねぇ―よ!!」
あんなに嫌われてるのに、一緒に学級委員なんかやれるはずねぇだろ!
つ―か俺も嫌われてるのに、わざわざ一緒に委員なんてやりたくねぇ―っ!!
「まぁ―これも仲良くなるキッカケとして頑張ってくれよ。さっそくだけど、今日の放課後資料作りよろしくな♪」
そう言って教室を足早に出ていった
ってか逃げていった