王子嫌いなお姫サマ☆


それからすぐに秀哉に電話をした


ほんの数分で秀哉と合流し、ファミレスに向かった



賑やかな店内


どこにでも有りそうな風景


俺たちは適当に席を決め、座った


「なぁ―…話しって姫のことだろ?つ―ことはちゃんと姫と話せたんだ。」


「……イヤ、話せなかったんだよ…。逃げられたみたいな。」



「はあ?逃げられた?」



「あぁ。……でもやっぱり、雫なんか合ったと思う…。様子、変だったし…」


「そっか。……だから俺らに相談しようとか思ったんだろ?」



やっぱりこいつにも何もかもお見通しみたいだ……。


俺の周りの奴らは鋭いヤツばかりだ……


「まぁ―そんなとこ。」


「で?美結ちゃんも呼んだんだろ?」



「あぁ。でも来るの遅くなるとか言ってた。」



< 255 / 334 >

この作品をシェア

pagetop