王子嫌いなお姫サマ☆


「そっか。」



俺らはコーヒーを飲みながら、黒田を待った


「ごめん―。遅くなったぁ―」


後ろから聞こえる黒田の声


「あぁ―別に……ッ!!」


黒田の後ろにもう一つある小さな影


「な、なんで雫が!??」


雫も俺を見て驚いてる様子


そんな俺らを無視して、話しを進める黒田


「いや―。せっかく集まるなら雫も呼んじゃえ――♪って。」


呼んじゃえ―♪じゃねぇよ!!



「……あたし帰るっ!!」


そう言って逃げ出そうとする雫



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