王子嫌いなお姫サマ☆


「……ん゙っ!!」


それと同時に降ってくるキス


「………ちょっ!お兄ッ…ちゃんッ!!……ヤメッ……んっ!」


深く深くなるキス



ゆっくりと舌が入ってくる


「………ヤメっ!!」


――バンッ


「雫――♪………えっ」



……っ


勢いよく開いたドアの前に立っている美結、秀哉くん……そして龍


お兄ちゃんがゆっくり唇を離し、龍たちを見た



重い空気が流れる



「……な、なんなのこれ」


美結が呆然とそう呟いた



「い、今、キスしてたよね……?」


っッ!!




< 263 / 334 >

この作品をシェア

pagetop