王子嫌いなお姫サマ☆


「そろそろ暗くなってきたね……?」



「あぁ――。」



資料作りに没頭していたせいか、辺りはもう日が陰っていた


「資料も出来たし、帰るか。」


「あっ、うん。」



そう言って椅子の横にあったカバンを手に持ち立ち上がった



「じゃあ、また明日ね。」



そう言ってドアに手をかけて出ようとした



俺はそんな佐倉の腕を掴んだ



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