王子嫌いなお姫サマ☆
Final☆Princess
微妙な距離-龍Side-
「…ッ……うっ…ヒック……」
「そんなに泣くなよ―…。」
今、俺らが居るのは俺のマンション
で、なんで雫が泣いているのかと言うと……
「…だってッ……クラス…ック…別々なんて…イヤだ……ヒック……」
そう、これが原因
あの後、一緒にクラス発表を見に行ったら見事に違うクラス
「わかったから。クラス違くても会いにいくから。な?」
「……うん。」
はぁぁ―…
やっと落ち着いたか―……
正直俺もショック受けたけど、俺達がクラス違うだけで壊れるような仲じゃねぇ―し。
「絶対!絶対!会いに来てね!!」
そう言ってギューと抱きついてくる雫
つ―かこいつ今日、積極的&正直すぎじゃねぇ―?