ふたつの雪だるま
まぁくんは大人だから。
時々知らない誰かの良い匂いがする。
だから、忘れちゃおうって。
まぁくんを好きなこと、忘れちゃおうって。
でも、忘れられないから。
だから………。
「ずっと、一緒な。」
「ずっと?」
「てか、今迄だってずっと一緒じゃん。変わんねぇ気もするけどな。」
変わるよ。
全然、違う。
だって、ほら、心ん中、暖かいよ。
「ま、こんなことも出来るようになったってのは変わったってことかもな。」
そう言ってもう一口。
そうやって18年越しの片想いは終りを告げ、新しい二人の時間が始まった。
相変わらず、窓からやってくるまぁくんは、優しく私を抱き締めてくれる。
時々知らない誰かの良い匂いがする。
だから、忘れちゃおうって。
まぁくんを好きなこと、忘れちゃおうって。
でも、忘れられないから。
だから………。
「ずっと、一緒な。」
「ずっと?」
「てか、今迄だってずっと一緒じゃん。変わんねぇ気もするけどな。」
変わるよ。
全然、違う。
だって、ほら、心ん中、暖かいよ。
「ま、こんなことも出来るようになったってのは変わったってことかもな。」
そう言ってもう一口。
そうやって18年越しの片想いは終りを告げ、新しい二人の時間が始まった。
相変わらず、窓からやってくるまぁくんは、優しく私を抱き締めてくれる。