[詩集]極彩色のツメアト

孤独な太陽

真昼の空の下

影が揺れる。

誰もいないような
  この街で

私の影は揺れている。

太陽の風に
  ほのめかされて

輪郭は、眩しく揺れる。

何故?

もしかして

太陽は震えているの?

ならば私は、

慰めてあげよう。
< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop