甘恋~アマコイ~
そんな話をしながら、あっという間に着いたファストフード店。
キョロキョロしながら中に入ると、店員さんより先に駆けてきた男の人。
「もしかして、ゆのちゃん達かな?」
その男の人はあたし達にそう聞いた。
「そうでーす♪トオルくん?」
「うん♪よく来てくれたね!こっちこっち!」
『はーい♪』
あたし達はトオルくんと呼ばれる人の後について行った。
「おー!来た来た!」
「ささっ!席に着いて着いてー」
「はーいっ!」
その席には4人の男の人達がいた。
ひとりは……
トオルくん。
トオルくんは髪を盛った、かっこいい系の人。
背が高くて、頼りがいのある感じ。
2人目は……
「海崎大和でーす♪」
海崎大和(カイザキヤマト)くん。
くりくりっとした大きな瞳がかわいらしい人。
あたしと同じくらいの身長。