甘恋~アマコイ~
「お前それどういう意味だよ!」
「とーくん、もしかして?」

悠太くんと大和くんがにやけだす。

「ちっ!違うって……」
「そ、そうだよー!あたしが隣に勝手に座ってるだけ!」

あたしとトオルくんが動揺してそう言うのを2人は怪しいとばかりに睨みつける。

「あ、ドリンクバー行こっ?」
「あたしも行く!」

美沙が席を立つのと同時にあたしも席を立った。



「ね、実際気になってるんじゃないの?」
「へっ??」

美沙がグラスを手に取りながら言った。
一気に顔が熱くなった気がして、あたしは手で頬を覆う。
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