甘恋~アマコイ~
――学校まで徒歩15分。
あたしは桜井比奈。(サクライヒナ)
高校1年生。
入学前に伸ばしていた髪を染め、茶髪にやっと慣れてきた今日この頃。
身長は157センチ。うん、微妙とか言わないでね。
手足は白く、いいスタイルである。
制服はブレザーで、スカートを折ってボタンをひとつだけ付けて登校。
「おっはよ♪」
朝から元気よく話しかけてくるこの子はあたしの親友、平良ゆの。(タイラユノ)
ゆのはぱっちりした二重が特徴的な髪を軽く巻いたフワフワな感じの女の子。
そのわりに気が強く、あたしとは中学1年生の時から仲良し。
「おはよー……」
精一杯笑おうとしたけど、変に引きつっていたあたしの顔を見て、ゆのは心配そうな顔をした。
「どうしたの?タカとなんかあったの?」
タカは誰とでも仲良くなれるタイプの関西人だから、ゆのとも仲がいい。
あたしは桜井比奈。(サクライヒナ)
高校1年生。
入学前に伸ばしていた髪を染め、茶髪にやっと慣れてきた今日この頃。
身長は157センチ。うん、微妙とか言わないでね。
手足は白く、いいスタイルである。
制服はブレザーで、スカートを折ってボタンをひとつだけ付けて登校。
「おっはよ♪」
朝から元気よく話しかけてくるこの子はあたしの親友、平良ゆの。(タイラユノ)
ゆのはぱっちりした二重が特徴的な髪を軽く巻いたフワフワな感じの女の子。
そのわりに気が強く、あたしとは中学1年生の時から仲良し。
「おはよー……」
精一杯笑おうとしたけど、変に引きつっていたあたしの顔を見て、ゆのは心配そうな顔をした。
「どうしたの?タカとなんかあったの?」
タカは誰とでも仲良くなれるタイプの関西人だから、ゆのとも仲がいい。